キーマンの見つけ方

事業発足40周年を祝う会があり、久し振りに富士市を訪れた。OBと現役を併せ総勢200名程度の集まりだった。中には40年来の顔見知りや10数年前に一緒に仕事をした人もいてバラエティーに富んでいた。会場に入ると色々な人が笑顔で声をかけてくる。現役の時は然程話したこともなかった人も、さも親しかったようにやって来る。昔見た顔には親近感がわくのだろう。現役の時にもっと親しくしていれば、もっと良い仕事が出来ただろうとも感じた。この40年間に事業に携わった人たちが一堂に会すると、誰がキーマンだったのかが良く分かる。現役の時に声の大きかった人が決してキーマンではなかったことは一目瞭然だ。菅元首相が自分のヘマを棚に上げ「歴史が判断する」と馬鹿なようなことを言っていたことがあるが、キーマンは歴史が証明することを体感した一日であった。