世界初の海に浮かぶ発電所

今日11月11日、世界で初めて海に浮かぶ発電所の運転が福島沖で始まった。福島原発事故の後、福島県沖に浮体式洋上風力発電所を作り、福島県に風力発電産業を集積し、復興につなげたいとの狙いからだとのこと。「ふくしま未来」と名づけた浮かぶ風車と「ふくしま絆」という浮かぶ変電所が電気を作り出し東北電力に供給することになっている。海に囲まれた島国の日本にとって、クリーンエネルギーの切り札として洋上風力発電への期待は大きい。だが日本は遠浅の海岸が少ないので着床式ではなく浮体式の実用化が鍵を握っているようだ。プロ野球の楽天が日本一になって東北の人々を勇気付けたことも良い事だが、新たな地場産業を生み育てることは東北にとっても永続的な経済効果があり復興に繋がるはずだ。少なくとも福島県は脱原発を実現して再生可能エネルギーのメッカになってほしいものだと思う。