PM2.5の犯人を捜せ

千葉県全域で初めてPM2.5注意報が発令された。PM2.5は中国の大気汚染で有名だが健康に悪い微小粒子状物質で、濃度が高いほど呼吸器疾患や心疾患による死亡率が高くなるという。実際に市のスピーカーの注意報を聞いて驚いた。九州だけではなく最早関東地方にもまで迫っているのかと。すぐさまパソコンを開きPM2.5情報を調べてみた。日本気象協会のホームページにはPM2.5分布予想が載っている。それを見ると今回のPM2.5は必ずしも中国から飛散してきたものとは言えないようだ。気象庁は原因が分からないとは言っているが、それは中国から来たものかは断定出来ないという意味だろう。今はPM2.5と騒いでいるが、測定し始めたのはたかが数年前からに過ぎない。本当の発生源は何処にあるのか分からないのが現状と見るべきだろう。市原の数か所で高濃度のPM2.5が測定されたとのこと。市原は日本有数の工業地帯だ。丹念に調べれば自ずと犯人に辿り着くに違いない。真犯人は何処かにいる。我が身の潔白を証明してこそ、他人の過ちを訴求出来ることになる。