処分保留と諭旨解雇

みのもんたの次男が窃盗容疑で逮捕されたが、処分保留で釈放され、かつ日テレは諭旨解雇にしたとのこと。この次男が盗人であったことは防犯ビデオに写っているし自白もしたので間違いない事実だ。疑問に思うことが二つある。処分保留と諭旨解雇。両方とも処分が常識よりも軽すぎる。盗人で捕まれば、検察官が起訴をすることになる。だがこの次男の起訴を見送った。通常処分保留で保釈した者を起訴することは殆んどない。従って盗みはしたが起訴はしないことになったようだ。普通の会社であれば、社員が犯罪を犯し逮捕されれば、即クビにする懲戒解雇が常識だ。諭旨解雇とは、自ら辞めるように諭して退職願の提出を促す形の処分。従って犯罪は犯したが、会社は処分せず退職願いを受け取っただけで何もなかったということになった。処分保留の裏には父親が手を回した臭いがする。諭旨解雇には父親の見えざるハンドパワーの威力を感じる。悪い事をして捕まっても、何もなかったように後始末をする父親が、子供により歪んだ人生を送らせようとしているように見える。