日本語の難しさと面白さ

日経朝刊に、新入社員が間違えやすい敬語、慣用句、漢字の特集があった。間違いで文章を組み立ててみた。「6月にもなると新入社員のボロが目立つようになる。この時期にこの特集は的を得ている。対外折衝のとき新入社員の一言で足元をすくわれることは良くあることだ。特に新入社員は寸暇を惜しまず日本語の基礎を勉強すべきだ。その努力こそが汚名を挽回するチャンス。それを乗り越えれば押しも押されぬ会社を背負う立派な社員になれる。」因みに正解は「6月にもなると新入社員のボロが目立つようになる。この時期にこの特集は的を射ている。対外折衝のとき新入社員の一言で足をすくわれることは良くあることだ。特に新入社員は寸暇を惜しんで日本語の基礎を勉強すべきだ。その努力こそが汚名を返上するチャンス。それを乗り越えれば押しも押されもせぬ会社を背負う立派な社員になれる。」日本語は難しい。人生のベテランでも間違えることは良くある。自分は「明鏡ことわざ成句使い方辞典:北原保雄:大修館書店」を活用している。この辞典には誤用索引が付いている。誤用索引を眺めているだけでも、日本語の難しさと面白さが伝わってきて、思わずニタッと笑いが込み上げてくる。