母の日に思うこと

今日は母の日。朝から息子達の嫁さんからカミサンへ宅急便のプレゼントが相次いだ。傍から見ていて、うちのカミサンは子供や孫が来宅するときは、嫁さんや孫一人ひとりの状況を考慮して、出来得る限りの準備をしている。よくもマーそこまで、と思うこともあるが、それがカミサンのカミサンたる所以だと思う。プレゼントの多さにも肯ける。話は変わるが、振り込め詐欺の手口が変わってきたために、新しい呼称が求められていた。偶々か、狙い撃ちかは分からないが、母の日の今日に新しい呼称が発表された。1万4千件の中から優秀作品として「ニセ電話詐欺」と「親心利用詐欺」が選ばれたが、最優秀作品は「母さん助けて詐欺」とのこと。この種の詐欺は、母親の愛情に付け込むことがキーだから「母さん助けて」は当を得ている。上手いネーミングだと思う。一方父さんは「母さん助けて電話」が来ても即対応はせず、まず息子の失態を責めることになるので詐欺は成り立ちにくい。嫁さんや孫が来宅しても、積極的な歓迎はしないで、孫たちが言い寄ってくることを待っている。愛情の深さに母さんと父さんに違いはないと思うが、濃さが違う。その濃さ故に詐欺ありプレゼントありということなのかもしれない。