3月20日に思うこと

地下鉄サリン事件から今日で18年にもなるらしい。1995年は1月に阪神淡路大震災が起きた年でもあった。当時自分は初めての単身赴任で宮崎県の日向にいた。赴任3か月目にして大震災、5か月目には世界で初めての無差別テロがあり、世の中が激変していくことを地肌で感じた。不安が日本を覆い尽くしていた。特に東京出張は、自宅に帰るチャンスではあるが、また何処かでサリンが撒かれるのではないか思うと、余り行きたくはない出張だった。振り返ってみると、この年の大事件がそれ以降の日本経済凋落への入り口になっていたようだ。民意が一斉に萎んだ。最近やっとアベノミクスとやらで経済が復活しそうな気配になってきた。やっと長いトンネルを抜け出すことが出来るかもしれない。少なくとも今後18年間は今までの反動として、明るい日本が続いてほしいと願いたい。