参議院で首相問責決議が可決された煽りで赤字国債発行に必要な特例公債法案の今国会での成立が困難になった。今年度の予算90.3兆円のうち38.3兆円を赤字国債発行で賄う予定であったが執行できなくなり、今のペースで予算を使い続けると10月には財源が底を突くとのこと。すると直ぐに地方交付税の支払いが延期され行政サービスが停止し国民生活に大きな支障を及ぼすことになる。国民には大迷惑となるが政治家先生たちは百も承知だ。国民の生活などより政局の方が極めて大事という参院議員の先生たち。首相問責決議は良識の府である参議院の伝家の宝刀と言うが、それは昔話。今の参議院は良識ではなく政局の府に成り下がり、問責決議も「一応選挙前に形作りをしておこう」という伝家の竹光だ。いまの参議院は不要だ、早く参議院を廃止し一院制にした方が良い。野党は合体し「国民の生活が台無し党」と名乗るがよい。名は体を表していると称賛されるに違いない。
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