解散・総選挙の時期を巡り、民主・自民・公明3党の党首会談が今夜行われることになったがまだ結果は出ていない。3党が合意した一体改革法案を、民主は採決の先送りをし、自民は合意を反故にしてでも解散を目指し、公明は合意順守の三つ巴。自民は解散後の総選挙予想が良いことが分かり、解散の日程を確約しなければ3党合意を反故にして内閣不信任決議案と問責決議案を提出するぞと野田に迫る。解散すれば民主壊滅は明らかなので民主は解散絶対反対。野田は解散日程は絶対確約できないと言っているので民主と自民の折り合う点は元々ない。自分の予想では、3党合意は成立し、その後若干の紆余曲折は有れ解散ではなく内閣総辞職になるはずだ。この一連の騒動は「コップの中の嵐」に過ぎず、たとえ民主が自民に変わっても何ら政治は変わらない。ただ「コップの中の嵐」が全ての事態を先延ばしするだけだ。「コップの中の嵐」の中には国民は存在しない。民主もダメ、自民もダメという状況下で真面な第三極が誕生し、真面な政治に戻っていくのならば「コップの中の嵐」は「瓢箪から駒」となるのだが。
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