日本競泳陣の頑張り

北島選手の3連覇がかかった競泳男子200m平泳ぎ決勝で、北島は4位に敗れた。第一声で何を言うかに興味があった。第一声は「悔しいが諒がメダルを獲ってくれたので悔いはない」。第一声としてはなかなか言える言葉ではない。「3連覇を目指すというより、この4年間は自分に対しての挑戦だった」と言う言葉が裏付けているようだ。更に400mメドレーリレーには入江、北島、松田、藤井が出場し、見事銀メダルを獲得した。レース前松田ら3人は「康介さんを手ぶらで帰すわけにいかない」と必死に頑張ることを誓っていたとのこと。そしてレース後は「日本競泳陣の27人で取ったメダルだ」とチームワークの良さもアピールした。日本の水泳陣は期待以上の成果を上げた。水泳は基本的には個人競技ではあるが、チームとして一つにまとめ上げた首脳陣の素晴らしさが光る。もし首脳陣レースというものがあれば、日本は間違いなく金メダルを獲得したに違いない。