小学校の運動会雑感

我が家の初孫も小学1年生になり、今日は小学生として初めての運動会だ。初孫の親である自分の次男は生憎仕事で参加できないがジジババはどうかと次男の嫁さんの誘いに誘われて行ってみた。自分の子供たちの運動会以来、四半世紀ぶりに参加した。校庭にかかる万国旗、応援団の三三七拍子、行進曲など昔と全く変わりはない。一見外観は変わらず悠久の時が流れているようで久し振りに懐かしいものを感じた。しかし昔とは何か違うものがある。自分の持っていたイメージと何かが違う。心の中で少しの間むずむずしていたが、ハッとして分かったことがある。校長先生が女性だ。しかも先生のほとんどが女性で、年のいった男性がチラホラいる程度。しかも花の応援団長は男ではない、女。騎馬戦は紳士的で殴ったりはしない。ただひたすらに相手の帽子を奪い合いするだけ。運動会でのけが人はゼロ。戦時中から経済成長の時代は男性上位であったが、今は女性上位の絶頂期を迎えている。確かに男性上位時代には問題もあった。しかし女性上位時代にも問題がありそうだ。早く男女協力してより良い時代が来ることを願いたい。現実に参加してこそ感じる時代がある、ということを身を以って感じた次第。サンキュー。