高梨と高木と地元

ひな祭りの3月3日、蔵王では15歳の高梨沙羅がワールドカップ女子ジャンプ大会で優勝、北海道では17歳の高木美帆がスピードスケート世界ジュニア選手権で優勝し新聞の紙面は華やかだ。高梨は憧れであったサラ・ヘンドリクソンに勝ち「本当にうれしい」と喜んだ。もし高梨が年寄りであれば「さらサラ勝てるとは思わなかった」とおやじギャグを言ったかもしれない。高木は前回優勝のカロリナ・エルバノバを逆転して優勝した。相変わらず女性パワーは健在だ。高梨も高木も「地元を意識し地元の声援にパワーを貰った」と言っている。地元は力だ。大震災で地元を離れた被災者のみなさんが一日も早く地元に戻れることを願ってやまない。大震災復旧復興対応の遅い政府に対し辛口ブログをやや甘にする道は全く見えていない。