宇宙話の続き

今から50年前頃の子供雑誌に描かれていた宇宙人は、大きな頭から細い手足の生えたまるで「タコ」のようだった。当時子供心にその宇宙人の存在を信じていた。先日、国際宇宙ステーションに日本人最長の165日間連続滞在した古川聡さんが無事帰還した。帰還当日古川さん曰く「気分は最高だが身体はまるで軟体動物のよう。身体の重心がどこだか全く分からず立っていられない」。今から半世紀も前にタコのような宇宙人を創造した作家の正確な洞察力創造性には驚きを禁じ得ない。未来の夢は実現するためにあるものだろうと思う。