がれき処理

宮城1800万トン岩手500万トンのがれきの仮置き場への搬入率は宮城99%岩手92%と進んでいるが、がれき処理が大幅に遅れている。環境省の4月調査では、42都道府県の572市町村が受け入れ可能と回答、処理量を年間480万トンと試算していた。しかしその後放射性物質を理由に受け入れ方針を撤回する自治体が相次ぎ結局受け入れたのは東京都と山形県だけという状況だ。放射性物質を含むがれきであれば拡散の問題が生じるが、東京都は放射能が検出されないがれきを受け入れることにしており、実際岩手県宮古市からの第1便約30トンには放射線量は検出されず都内の処理施設周辺の空間放射線量にも影響はなかった。石原都知事は「放射線が出ていれば別だが、皆で協力して力があるところが手伝わなければしようがない。皆、自分のことばかり考えている。日本人がだめになった証拠だ。反対の声には『黙れ』と言えばいい」と語ったらしい。常識ある発言だと思う。宮城と岩手はがれきの放射線量測定を増やし放射性物質が含まれていないことを、かつ含まれているものは絶対搬出しないことをもっとアピールすべきだ。一方受け入れ側は震災復旧を元気とか義援金とかのきれいごとで終わらさせずに、がれきを受け入れるよう我が市町村に声をあげる努力をすべきだと思う。自分は市の公式ツイッターで受け入れを働きかけてみた。