民主国対委員長失格

民主党の安住淳国対委員長は30日テレビ東京の番組で「自治体の首長は増税に関与しないから批判を受けないのに、国からお金をもらって自分は言いたいことを言う。自ら泥をかぶらず出来なかったら国のせいにする。この仕組みがおかしい」と語ったとのこと。更に「地元では『ハエが大きくなったのもお前のせいだ』と言われることもある。被災者のストレスが私に来て、私のストレスが首相に行く。みんな首相が悪いというのは首相もかわいそうだ」とも語ったらしい。この発言には呆れかえってしまった。安住は国対委員長として失格で衆院議員としても失格だ。震災の復旧復興状況の現状を見て、政治が機能していると思っている人は一人もいない。政治家は被災地がスムースに復旧復興出来るよう法律を改正し、かつ被災地が自由に使えるお金を供給し、首長に実務を任すのが仕事のはずだ。この仕組みはおかしくない。この仕組みに沿って何一つ出来ない政治家がおかしい。何故何一つ出来ないのか。政治が機能していないからだ。何故政治が機能しないのか。国会対策関係者特に民主党国対委員長の職務遂行能力が欠けているからだ。いま国会ではこども手当の些細な条件が折り合わず停滞している。本来早急に決議すべきは赤字国債発行法案と復旧復興関係法案だ。大事な法案を通すために、どう折り合いをつけ如何に説得するかは民主党国対委員長の腕の見せ所のはずだが、安住は何も出来ない。小僧の使いと同じで民主と野党を行ったり来たりしているだけだ。ストレスについても、資質に欠ける首相の下に能力のない安住がいるのでハエが大きくなり被災者にストレスが溜まるのだ。安住は石巻を中心とする宮城5区で毎回ぎりぎりで5回当選してきたが、この一連の発言で馬脚を現しかつ地元を敵に回してしまった。次回落選は確実だろう。