世界の政治情勢に乗り遅れる高市政権

米国防省はインド太平洋司令部の名称を元の太平洋司令部へと戻した。トランプ政権1期のとき、安倍元首相の提言で「自由で開かれたインド太平洋構想」の元、太平洋司令部をインド太平洋司令部に改称した。日豪にインドを加え、中国包囲網を形成しようとする外交・軍事戦略だった。ところが、トランプ政権2期になると、米国は米中の直接取引を優先する姿勢に転換した。名称を元の太平洋司令部へと戻したのは、その現れだ。その転換が始まると、当然、それを支える骨組みとしての「日米豪印4カ国の安保対話QUAD」もまた衰退していくことになる。安倍外交は崩壊したのだ。しかし、高市首相は未だに安倍外交にしがみついて中国敵視政策を続けている。世界の政治情勢の動きは速い。高市は完全に乗り遅れている。このまま進めば、日本は世界の孤児になってしまうかもしれない。