首相の審議拒否

高市首相の衆参予算委集中審議への出席時間が異常に短いことが問題になっている。集中審議は経済や外交・安全保障など国民の関心が高いテーマで開かれ、国会議員が首相に直接質問できる場なのだ。石破の90時間、岸田の60時間、菅の53時間に較べ、高市はたったの29時間。だからといって、高市が集中審議よりも重要な案件に携わっている訳ではない。担当大臣でも熟せる会議に出たり、官邸に隠ったりしている。まさに、集中審議から逃げているのだ。党首討論からも逃げまくっている。国会軽視の典型例だ。恐らく高市は「台湾有事は存立危機事態」発言で中国との関係悪化につながったことがトラウマになっているのだろう。その上中傷動画問題を巡って発言がぶれにぶれている。野党は審議会を欠席した。吉村維新代表は「野党の審議拒否は民主主義の破壊だ」と批難しているが、的外れだ。高市の29時間こそが「首相の審議拒否」と言える。