外交失格あれこれ

日本の外交が世界に恥を晒している。英国を訪れスターマー首相と会談した高市首相。経済安保分野の共同宣言を発表し、エネルギーの安定供給に向け、協力することで一致したまでは良かった。スターマーが官邸内に飾られている歴代首相の写真の前に案内した。そこで、高市はサッチャーの写真を指さしニッコリ。でも、スターマーは現労働党党首で、サッチャーは元保守党のトップ。水と油の仲。スターマーは就任時にサッチャーの写真を撤去したほどだ。高市は無邪気にスターマーの前で、サッチャーの写真を礼讃したのだ。一方、小泉進次郎防衛相は、日本の「あさぎり」型護衛艦を輸出する目論見でインドネシア大統領と会談した。ところが、お土産に戦艦「三笠」の模型をプレゼントした。インドネシアは戦時中日本軍に侵略・統治された歴史がある。三笠は、帝国主義時代の軍艦なのだ。大統領は何とも言えない渋い表情を浮かべていたという。高市は単にサッチャーが好きなだけで、小泉は生誕地横須賀に三笠があるという理由だけなのだ。無邪気というか度を越して教養が無い。外交以前の問題で、外交失格。