イラン戦争は、今後どのように推移するのだろうか。好転に向かうか、悪化するかは移り気なトランプの胸先三寸にかかっている。そのトランプが最も恐れているのが米国経済の悪化であることは間違いないだろう。その最大の要因は、イラン戦争ではなく、ビッグ3の上場が迫っていることだ。ビッグ3とは、宇宙開発のスペースX、生成AI「ChatGPT」のOpenAI、そしてそのライバルでチャットロボット「Claude」を展開中のアンソロピック。この3社を合わせると、時価総額は480兆円。期待される資金調達額は27兆円。まさにメガIPOだ。その上場のタイミングは今年の6月から7月。それまでにイラン情勢が好転しなければ、メガIPOは失敗する。株価市場が暴落すれば米国経済は奈落の底へと。そうなればトランプは米国経済悪化の戦犯だ。支持層が離脱し一気に流れは変わる。そう考えると、トランプはイランに妥協し続けなければならない。きっと、そうなってトランプ政権が終焉を迎えることになる可能性は高いと思う。
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