ガラスの天井突破2例

「ガラスの天井」と言えば、2016年の米大統領選挙でヒラリー・クリントンが敗退した際、ヒラリーは大統領職を女性にとっての「もっとも高く、もっとも打ち破りがたいガラスの天井」と形容したことで有名だ。「ガラスの天井」とは、資質・実績があっても女性やマイノリティを一定の職位以上には昇進させようとしない組織内の障壁を指している。日本では指導的地位に女性が占める割合は1割に満たないのが現状だ。でも、そのガラスの天井を突破した例が2つ現れた。1つは、高市自民党総裁の誕生。もう1つは、女性宮家の扉を開いた三笠宮家彬子女王殿下だ。宮内庁は、彬子さまが「三笠宮家」を継承し、信子さまが新たに「三笠宮寛仁親王妃家」を創設するという前例のない決定を発表した。因みに、三笠宮と百合子さまの子が寛仁親王で、寛仁親王と信子さまの子が彬子さまだ。三笠宮寛仁親王妃家とは、分家であり、新しい宮家ではないことになる。そもそも、宮家の定義自体が法律で明文化されていない。これは将来、佳子さまや愛子さまにも同様の可能性が開かれたことを意味している。将来の「女性宮家」創設の動きに一石を投じている。