天国から地獄へ真っ逆さまに

四半世紀続いた自公連立政権から公明党が離脱することを表明した。漸く「下駄の雪」が剥がれた。下駄の鼻緒もボロボロだし、その下駄を履く自民も痩せ衰えた。平和を党是とする公明が、政権にすがりつくため専守防衛の枠をはみ出たのだから、当初の面影は既に無い。自民に対するストッパー機能も消え失せた。最早自ら「下駄の雪」と自嘲するほど劣化してしまった。そこに高市総裁が誕生し、党4役は反公明の一色になった。その上、政治と金の問題の張本人である萩生田が幹事長代行に就いたのだから、プッツンしてしまったのだろう。麻生は総裁選の勝利にご満悦だった。ところが、予期もせず公明が離脱した。公明の応援が無ければ、50人程度の自民議員が落選する可能性があるという。まさに、麻生が「自民の解党的出直し」のトリガーを引いてしまったようだ。天国から地獄へ真っ逆さまとは、こういう事を言うのだろう。