自民党総裁選は、本命の小泉進次郎を破り高市早苗が当選した。進次郎は慢心していた。ステマ疑惑で一時海外に逃亡し、英語で話すべきスピーチを日本語で押し通し、前日には何と祝勝会を開催していたという。奢りここに極まれり。でも、麻生は強かだ。決選投票になることを見越していた。麻生は派閥のメンバーに、まず、茂木と小林を応援することを指示した。両者が決選投票に進めないことは自明の理だから、あえてそうしたのだ。そして決選投票では「党員票の多い候補を支持するように」と号令をかけた。高市に投票しろと命令したのだ。党員票の多い候補を支持することは、民意を大切にしているというアピールにもなる。同時に、茂木と小林には恩を売ったから、決選投票では高市に投票するという恩を返せということになる。そして、麻生の目論見は見事成功したのだ。結局、5人の候補は競走馬でしかなく、優勝を果たした騎手は麻生太郎だったということだ。麻生劇場ここに極まれり。政局の混迷は、益々深まっていきそうな気配だ。
コメントをお書きください