国が洋上風力発電を潰した

日本では再生エネルギーの1つとして、洋上風力発電が注目されている。太陽光と違い風力は昼夜の区別が無い。その上日本はEEZと領海を合わせた面積が世界6位と大きく、沖合で強い風が吹くため発電量を確保しやすいからだ。ところが、昨日の日経で鹿島が洋上風力連合を離脱すると公表し、今日は経産省と国交省が、現行の30年ルールを見直し延長すると発表した。鹿島が離脱したのは採算が合わなくなったからだ。ここ数年で建設コストが倍近く上がったのだ。近々三菱商事も撤退を表明するに違いない。洋上発電には、殆どの大手商社と大手ゼネコンが取り組んできた。恐らく、総崩れで撤退するに違いない。日本から洋上風力発電の芽が摘まれることになる。鹿島も三菱商事も、国に再三30年ルールの見直しを求めてきた。でも、国の対応は極めて遅い。撤退の決心がきまった後で、漸く見直しをすることになった。結局、国が洋上風力発電を潰してしまったということだ。ひょっとすると、国の原子力信仰の所為かもしれない。