パスポートを使ったのは何年前だったのだろう。思い起こすと、もう四半世紀前のことになる。2001年8月に米国へ出張し、その後1ヶ月も経たずに同時多発テロ事件が起きた。そして2002年に退職し、その秋、子供達の薦めと援助でカミサンと初めて海外旅行をした。当時、パスポートがあれば、単に海外の何処へも行けると思っていた。でも日本のパスポートが、どのような価値があるのかは知らなかった。最近、英国のコンサルティング会社が「世界のパスポートランキング」を発表した。日本は韓国と並び、堂々の2位に輝いたのだ。このランキングは、国際航空運送協会の独占データを用いた唯一のパスポート指数で、20年にわたるデータをもとに、199種類のパスポートと227の渡航先を対象に作成されているとのこと。日本のパスポートがあれば、190ケ国へビザなしで入国することが出来るのだ。因みに、1位はシンガポールだが、競う必要はない。では何故、日本のパスポートは世界中で「安心できる旅券」として受け入れられているのだろうか。その信頼は、日本政府の努力もあるが、日本人一人ひとりの行動にも支えられていると考えると、とても誇らしく感じる。世界から気味悪がられた団体行動は、すでに姿を消しているようだ。
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