急転直下の日米関税交渉妥結だが

突如日米関税交渉が妥結したとのニュースが飛び込んできた。8月1日をもって25%を課すとなっていた関税が、15%に引き下げられたのだ。ビッグニュースとして伝わった。国内では、グッドニュースとして伝わっている。株式市場も爆上がりだ。元々2.5%だった関税が、4月にトランプが非関税障壁を含むと46%に相当するが24%にすると発表した。それが15%になったのだから日本中大喜びだ。でも、本当に喜んで良いのだろうか。関税の上げ下げはトランプのブラフに過ぎない。結果として、2.5%が15%になったのだ。喜んで良いのだろうか。交渉の詳細は不明だが「日本は15%を80兆円で買った」と言われている。80兆円を投資し投資利益の9割は米国で、1割は日本というから「買った」のは間違いない。昔、佐藤栄作は沖縄返還のため「糸を犠牲にして縄を買った」と言われた。今風に言えば「大金を貢いで車を買った」ということだろう。ところが、日米関税交渉の合意内容を記した文書はない。後日、揉めることは間違いない。結局、力の強い方が言ったもん勝ちになる。石破と赤沢は余りにも脇が甘すぎると思う。