各マスコミが、恒例の今年の10大ニュースを発表している。時事通信社の1位は能登地震、2位は自民衆院過半数割れ、3位は被団協にノーベル平和賞。読売新聞の1位は能登地震、2位は大谷選手の50-50、3位はパリ五輪メダル日本45個。東京新聞の1位は能登地震、2位は袴田巌さん無罪確定、3位は被団協にノーベル平和賞。高校生新聞の1位は能登地震、2位は米大統領選トランプ勝利、3位は闇バイト強盗。どれも能登地震が不動の1位だ。地震予知されていなかった驚き、被害の大きさ、1年経っても復旧しない対策の遅さ等で、1年中国民の頭から離れなかったのだから1位は当然だ。でも2位以降は各社の特徴が現れている。時事通信社の2位自民衆院過半数割れは順当だが、読売新聞の3位パリ五輪メダル数はお気楽過ぎる。高校生新聞の2位トランプ勝利は先読み過ぎだ。トランプは来年1月20日に就任する。10大ニュースに載るのは来年の話だ。10大ニュースって何だろうかと思う。単に記憶に残った出来事を羅列するだけでは意味が無い。この出来事をベースに来年は如何にあるべきかまでを論じないと、進歩が無い。でも、日本は30年間も進歩を忘れてしまったのだから、羅列で終わらせるのも肯ける。
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