最も信頼性の高い時事通信社の世論調査によると、岸田内閣の支持率は15.5%まで低下した。ところが、この内閣は未だに倒れない。何故だろうかと思っていたら、DIAMONDonlineに「政権を支える影の支配者たちの正体」という記事が載っていた。佐藤優氏への取材記事だ。結論から言うと、この国の権力は資本家が握っているからだと言う。米国はユダヤ系のディープステートが支配している。ディープステートとは、国を憂う陰のの集団で表には出てこない。日本のディープステートは学閥系が多い。例えば、開成会。岸田総理の母校である開成学園出身者の横のネットワークは、どの大企業にも全ての官庁にも存在している。開成のほかに灘、麻布、武蔵。女性なら、桜蔭や雙葉のネットワークが強い。岸田は産業の根幹であるエネルギーだけは貪欲に手に入れてくるので、経団連から降ろす声は聞こえてこない。岸田はエリートネットワークを持っているから、支持率が低くても足元は揺るない訳だ。しかし、ディープステート型のエリート主義は、ポピュリズムに勝てず民主的な意思決定プロセスを歪めるから危険なのだと警告している。所詮、金の力が政治を支配しているということのようだ。
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