パリ五輪で日本のメダルラッシュが続いている。それにしても、何故選手はメダルを噛むのだろう。調べてみると、第1号は1988年ソウル大会競泳男子200m自由形で優勝した豪のアームストロング選手。スーパースターのビオンディとグロスを破って、まさかの優勝となり、思わず金メダルをガブリ。金は軟らかいので噛めば分かるから「本当に金か確かめたかった」とか。日本人選手で初めて噛んだのは1996年アトランタ大会柔道の中村兼三選手。以降、カメラマンの要望に応えて野村忠宏や高橋尚子が噛み、それが選手の間に定着したようだ。一方で、パリ五輪の銅メダルの品質が問題になっている。たった1週間で銅メッキが剥がれ、ブロンズの色が褪せてしまったとか。選手にとってメダルは一生ものの宝物だ。誤審続きのパリ五輪だが、せめてメダルくらいは真面であってほしいと思うのだが。
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