QRコード決済の是非

QRコード決済での支払いを停止する店が出始めてきた。4年前くらいから、QRコード決済が流行りだした。PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、au PAYなど各社がQRコード決済を始めた。当初は決済手数料は無料だった。だから殆どの店がQRコード決済を採用した。ところが、各社が一斉に有料化し、今では手数料がPayPayとLINE Payは1.6%、楽天ペイは3.24%、au PAYは2.6%となっている。これまでなかった決済手数料負担が、店舗経営を圧迫し始めたようだ。先日、近所の小さなレストランでディナーをした。店頭にはPayPayのシールが貼ってある。会計の時、自分はPayPayが有料化したのを知っていたから、店のことを考えて、現金で払おうとした。すると、オーナーはPayPayでいいですよ、と言う。しかも、スマホの決済方法を詳しく懇切丁寧に教えてくれた。嘗ては、現金決済オンリーだった店が、PayPayを導入し、有料化された後でもPayPay決済OKだという。きっと、この店にはPayPay決済のメリットがあるのだろう。DX化は静かに定着しつつあるようだ。