遊園地が無くなる理由(4)

長野市の青木島遊園地の閉園について、市民団体や住民有志が存続を求め署名活動を始めている。年明けまでに8000筆を集め市に提出する予定とのこと。その動きに対し、荻原長野市長は「18年間総合的に勘案しての結果なので、基本的に見直すことはない」と述べたという。また、荻原市長は青木島小学校と児童センターの関係者と懇談し、校庭など遊び場の確保を依頼したこと、関係者から存続を求める声はなかったことを明かした。でも、遊び場を閉園しておいて、他の遊び場を探せとは論理的に矛盾している。これだけ騒がれたら、小学校も児童センターも存続を求めるはずがない。荻原市長の閉園決意は何処から来るのだろう。市長とは単なる飾り物で、役人のやることに口を出せないのかもしれない。本心は閉園を撤回したいが、部下を裏切りたくないのかもしれない。荻原は既に役人色に染まり、前言を撤回出来ないだけかもしれない。それとも、荻原は単なる金槌頭なのかもしれない。聡明な市長であれば、過去の経緯をしっかり反省し、クレーマーも役人も子供の関係者もわだかまりの無い解決策を編み出すと思うのだが。