自転車安全規制強化の何故

自転車の交通違反に赤切符創設の次はヘルメット着用の義務化だ。改正道路交通法に関連する政令が閣議決定され、来年4月から年齢を問わず自転車に乗るすべての人へ、ヘルメットの着用が努力義務化されることになった。警察庁による自転車安全強化は異常だと思う。赤切符については「いきなり自転車の赤切符か」に書いた通り、度を越している。ヘルメットの着用は、努力義務とはされているが、義務化され罰が科されるようになるのは目に見えている。安全のためヘルメットを着用することは好ましいことだとは思うが、それは各自の判断に任せるべきものだと思う。それにしても何故自転車の安全に行き過ぎの措置をするのだろうか。自分は、こう憶測している。中村前警察庁長官の意向によるものだと思う。中村はレイプ事件の山口TBS部長の逮捕直前に「天の声」を発し取り止めさせた輩だ。安倍元首相の銃撃事件では警護体制の不備が問われた。中村は殆ど交通局の経験しか無い。警備には弱い。中村は何とか挽回しなくてはと考えたのだろう。出来ることは交通関係しかない。自転車の安全規制を過度にやれば、世間の目はそちらに向くとでも思ったのだろう。こんな輩のために、自転車を楽しむことが歪められているのかもしれない。