久々の同期会

コロナ禍で延期していた同期会が久し振りに開かれた。今から51年前に大手化学会社に入社し、東京の研究所地区に初任配置された同期の集まりだ。初任配置された同期というのは格別で、今でも仲が良い。当初、12人いたが、4人が亡くなった。残りの全員は上手く第2の人生を始めている。大学教授、JQA審査員、薬剤師、技術コンサルタント、豆腐研究者、ギター教師、マンション管理士と多彩な仕事に転身した。会場は新橋の能登美という和食店。酒の肴やブリしゃぶが美味かった。幹事はテレビで知ったと言っていた。2次会はニュー新橋ビルの地下の店に行った。新橋周辺は飲み屋の聖地だ。数え切れないほど店がひしめいている。でも、技術コンサルタントは躊躇なく韓国料理系の店に全員を導いた。マッコリで再度乾杯。聞くところによると、昨年亡くなった同期と一緒に飲んだ店とのこと。納得した。亡き同期を偲ぶにはとっておきの店だった。