遊園地が無くなる理由(2)

遊園地が無くなる理由」のその後。長野市の都市整備部長は、廃止の経緯について「長年のハード、ソフト対策を行い、遊び方を工夫することで静かな環境につながるよう努力をしてきた。苦情を寄せたひとりの意見で廃止を判断したわけではない」と市議会で説明している。だが、苦情を寄せたたった1軒の近隣住民は「拡声器を使わないで」と言っただけだという。この住民が隣接する児童センターに「子どもは5人程度に。声を出さず静かに遊ばせてほしい」と要望すると、同センターは事実上公園を利用出来ず維持・管理を担えないとし、その結果、地元区長会が今年1月に市に廃止要望書を提出した。これに対し、350件以上の存続要望が寄せられているというから、地域の話し合いは殆ど無かったのだろう。だが、長野市長は「地域の話し合いの結果として廃止要望が出されたとし、変更しない」旨を表明した。更に、騒ぎが大事になると「これだけ多くの関心を集めているので、私としても18年間の経緯などを直接聞きたい」と述べたという。要するに市長は廃止についてメクラ判を押していたのだ。しかも、経緯を聞いても公園廃止の結論は変更しないという。では、市長は何のためにいるのだろう。呆れた市長だと思う。その名を荻原健司という。何処かで聞いた名前のような気がする。