安らかにお眠りに

安倍元首相が銃撃され死亡した。まずは、お悔やみ申し上げる。今日のテレビには四六時中、銃撃され犯人が確保される画像が流され続けた。映像を見ていて、何故SPは背後の警備を怠ったのだろうか。通常の警備をしていれば、悲劇は避けられたのかもしれないと思った。テレビで、それを得々と指摘する池上彰に品の無さを感じた。事件が起きたのは11時半頃で、直ぐさま県立病院に搬送された。心肺停止との情報。昭恵夫人が東京から駆けつける。恐らく間に合わない。こういう時は、夫人が到着し見届けてから死亡を発表するものだ。それが暗黙の了解で、世間の常識だ。ところが、レイプ事件で罪が確定した山口元TBS部長や作家の百田尚樹は、夫人の到着前に死亡したとの情報を流した。己の情報力の凄さを誇示するための行動だったのだろう。安倍氏の死亡より大事なものを優先したのだ。非常時になると、人間の本性が現れるものだ。一方で、死んだ人の悪口を言わないのは、世界の共通認識だ。安らかにお眠りになることを願う。