2つの民主党

現状の参議院は殆ど機能していない。わざわざ選挙する値打ちも無い。でも、投票は国民の義務だ。と言うことで、期日前投票に行ってきた。驚いたのは比例代表の党名の略称だ。立憲民主党と国民民主党が同じ略称である「民主党」を申請していたことはニュースで知っていた。でも、投票所に行くと、現実に2つの「民主党」が存在していたのだ。昔は同じ民主党だったが、今や立憲民主党は殆ど社会党で、国民民主党は自民党だ。水と油ほど違う。立憲民主党も国民民主党も昔の名前「民主党」にすがるのは良く分かる。両党とも昔の勢いは全く無いのだから。そもそも選挙のルールが間違っていると思う。同じ略称を認めること自体が間違っている。受付順でもジャンケンでも良いから、1つだけを認めるべきだ。前回の衆院選では「民主党」と書かれた票が362万票以上に上り、両党に案分された。主義主張の異なる党に按分されること自体が大問題だ。それが今回の参院選でも繰り返される。選管は何をしているのだ。怒。