プーチンのブラフか

プーチンがウクライナ東部のドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立を承認し、国防省に平和維持部隊の派遣を命じたとのこと。ミンスク合意は、親ロシア派武装勢力が支配する地域はウクライナに帰属すると認めている。プーチンはミンスク合意を破ったことになる。プーチンはウクライナがミンスク合意を破ったからやむを得ない行為だっと弁明している。真相は兎も角、ミンスク合意は無きものとなったが、独立承認は間違いなくプーチンの越権行為と言える。他人の家に土足で踏み込み、四畳半一間を占領した行為と同じだ。今後単にプーチンがウクライナ国外から叫んでいるだけなら良いが、両共和国に侵攻するとなれば、事態は急変する。ウクライナを取り巻くロシア軍の存在は不気味だ。今にも侵攻しそうな気配だ。これはプーチンのブラフであることを願うしかない。