メタバースって?

Facebookが社名をMetaに変更した。ザッカーバーグCEOによると、SNS事業に加えて「メタバース」の構築に事業が広がっているため、事業のすべてを表す社名にしたとのこと。メタバースとは、デジタルで構築された仮想空間の中で、人々と交流したり、サービスやコンテンツを利用したりする世界を指す。元々はアメリカのSF作家ニール・スティーブンソンが1992年に発表した小説「スノウ・クラッシュ」に書いた仮想空間の名称で「メタ(超越)」と「ユニバース(宇宙)」を合わせた造語だ。マイクロソフトもメタバースに力をいれている。メタバースを使えば、仮想空間の中で、世界中に散らばっている参加者が仮想空間の一か所に集まり、同じスライドを見て話し合うことが出来る。まさにコロナ禍の落とし子と言えるかもしれない。ところが、日本では経団連が政府が新型コロナ感染拡大対策として呼びかけてきたテレワークなどによる「出勤者数の7割削減」を無くす方向で見直すべきだと提言した。日本はデジタル化の遅れを騒いでいるのに、経団連が更に足を引っ張ろうとしている。DXを理解出来ない経団連が日本の経済発展の足枷になっている。