隣の芝生は青かった

秋篠宮家の眞子さんと小室圭さんが結婚した。マスコミは連日有ること無いことを報道している。お二人には幸せになってほしいと願うが、この結婚は秋篠宮家と小室家だけでなく、皇室にとっても国民にとっても悲劇だと思う。結婚関連儀式は行なわれず、一時金の支給は眞子さんが辞退した。いわば秋篠宮が眞子さんを勘当したと同然の結果になった。何故こうなってしまったのだろうかを考えてみた。若い頃の秋篠宮は、皇室に新しい風を吹き込む存在だった。だから、眞子さんが学習院ではなく国際基督教大学に行くことを許可したのだろう。もし学習院に行っていれば、周りは眞子さんを皇族として接するから、違和感なく皇室に馴染んだと思う。でも、眞子さんは国際基督教大学の生活で、庶民の自由さに触れ、皇族の窮屈さを知ってしまった。隣の芝生は青いというレベルではなく、実際に青いことを知ってしまったのだ。結局秋篠宮は眞子さんを通して皇室に新しい風を吹き込もうとしたが、眞子さんは皇室に留まらず、自ら新しい風となってスピンアウトしてしまったということだろう。秋篠宮家の教育の失敗といえる。まだ妹も弟もいる。皇室の在り方が問われている。