コロナは空気感染:対策の変更が必要だ

「政府や自治体がコロナ対策に万策が尽きたと言う」ことには違和感があるとして、国内の感染症や物理学の専門家ら科学者約40人が共同で、政府と自治体に対し共同声明を発表した。今は何処に行っても、入口にはアルコール消毒液が、席にはアクリル板が設置されている。ところが、最近の研究によると、コロナ感染対策としてこれらは殆ど効果が無く、不織布マスクと換気が重要なのだと言う。主要な感染経路は空気感染だと断言している。いわゆるエアロゾル感染というやつだ。ウイルスが長時間空気中に漂いそれが感染を広げる。40人の1人である西村博士の著書「もうだまされない新型コロナの大誤解:西村秀一:幻冬舎」にも詳しく書いてある。米CDCも同様な発表している。主要因が空気感染だとすると、対策は大きく変わってくる。ウイルスは皮膚や眼からは感染しない。アルコール消毒やフェイスシールドは不要だ。ウレタンマスクは役に立たない。不織布マスクを隙間無く装着することが肝心だ。アクリル板は空気の流れを遮断しウイルスを滞留させるので撤去した方が良い。何より空気の流れを作ることが重要だ。屋外のスポーツ観戦など問題は無い。最新科学を知れば、現在の市中の感染対策が滑稽に見えてくる。政府が科学的に対処していれば、経済活動を継続し感染をかなり抑えられていたに違いない。