崩壊状態にある政府、JR、JP

英国ではサッカー欧州選手権試合で、感染対策が設けられていたというのに2千人のサポーターが感染したという。それでも政府は五輪開催を強行しようとしている。丸川五輪相は7万人の五輪のボランティアに対し、2回のワクチン接種が間に合わないので「1回目の接種でまず一次的な免疫をつけていただく」と素っ頓狂な非科学的なことを言い出し、世界の笑いものになっている。一方JR東日本は五輪期間中は運転時間を延長し午前2時まで運行すると発表した。小池都知事が、8時以降の人流増加は感染者数が増えるので「8時にはみんな帰ろう」キャンペーンを発表しているというのに。感染防止を進めるべき政府がJR東日本に圧力を掛けた結果に違いない。また、日本郵政は公道での聖火リレーに伴う交通規制の影響で、配達が半日から1日遅延すると発表した。因みに日本郵政は五輪と聖火リレーのスポンサーでもあるが、優先順位を間違えている。1日も遅配が生じるなら、政府が聖火リレーを中止させるべきものだ。日本では、政府だけでなくJRもJPも崩壊状態にある。