空席の方が順調に進む

丸川五輪相が妄言を連発している。4月に「五輪選手向けのワクチン優先接種は全く検討していないし今後も検討する予定は無い。私たちはワクチンを前提としない大会という準備をしている」と言っていたのに、ファイザーワクチンの無償提供が決まると嬉々として発表した。8日には、15日来日予定のコーツ調整委員長のスケジュールを聞かれると「まだ決まっていない。来るとは聞いていない」と否定。でもコーツは15日に来日した。その他コピペが横行しているのに「コピペが出回っている実態はない」とか、尾身会長の質問に対し「全く別の地平から見てきた言葉をそのまま言っても通じづらい」と意味不明な言葉を吐いたりした。要するに、丸川は五輪相なのに五輪の情報が入らないのだ。気位が高いので自分から取りにも行かないのだろう。そのくせ、状況も分からずに断定発言をする。丸川は夫婦別姓に反対だ。でも夫は大塚衆院議員なのに、自身は丸川と別姓を名乗っている。支離滅裂を絵に描いたような人物と言える。五輪相は空席の方が、事態は順調に進むはずだ。五輪関係では、橋本組織委員会長と山下JOC会長は台本を読むだけが仕事だ。これらも空席の方が良い。台本を書く脚本家が表に出れば、もっとスピーディーに物事は進むと思うのだが。