状況証拠はクロ

バイデン政権と欧米メディアが武漢ウイルス研究所発生説に大きく舵を切ったようだ。今まで欧米メディアはずっと武漢ウイルス研究所発生説は陰謀論でありデマに過ぎないという姿勢を取ってきたから180度の方向転換だ。コロナウイルスは華南海鮮卸売市場が発生源であるという説と武漢ウイルス研究所から何らかの形で漏れたという説がある。武漢ウイルス研究所の管理体制が杜撰だったこと。当時数人の研究者が原因不明の不調を訴えたこと。研究所でキクガシラコウモリのウイルスを研究していたこと。キクガシラコウモリのゲノム配列が新型コロナウイルスと96%一致すること。キクガシラコウモリの生息地は雲南省で武漢ではないこと。状況証拠は限りなくクロに近い。一方で、オバマ時代に米国国立アレルギー・感染研究所のファウチ所長が、ウイルスの機能獲得研究を武漢ウイルス研究所に委託していたという疑惑もある。バイデンの狙いは何処にあるのだろうか。ウイグルとコロナで対中外交を優位に進めようとする魂胆だけではなさそうな気がする。闇は深い。