祝:松山選手

今朝は寝不足の人が多かったようだ。今日のテニス仲間はテニスのことではなく、松山選手の話題で持ちきりだ。目を擦りながら、未だ興奮冷めやらずという感じ。日本人初、いやアジア人初のマスターズゴルフトーナメント制覇なのだから、当然と言えば当然。テレビ視聴率は、真夜中でも6%近くあり、その番組の占拠率は54%に達したという。恐らく真夜中の視聴率も占拠率も過去最高であったに違いない。自分は7時過ぎから見たので、後半松山選手がボギーを重ねていく姿にハラハラした。優勝が決まった時、何と解説の中嶋常幸もアナウンサーまで涙声になった。松山選手は、大会が始まる前に「優勝出来そう」と言っていたという。優勝出来た要因は何だろう。勿論、10年間もマスターズと戦い続けた松山選手の努力であることは間違いない。でも、努力をしたとしても決して優勝など出来るものではない。大会終了後に、肩を抱き合うチーム松山の映像が印象的だった。チーム松山こそが、優勝を陰で支えた原動力だったと思う。一説によると、この優勝は日本に1200億円の効果をもたらすという。コロナで湿りがちな日本を一気に明るくさせてくれた。優勝という文字の裏にある絶え間ぬ努力が表に現れた時、人々は感動を覚えるのだろうと思う。