開いた口が塞がらない

大阪が変異株で感染拡大している。ところが、政府はまん延防止等重点措置を出し渋っている。5日にやっと大阪、兵庫、宮城に出されたが、既に時遅しだ。感染は増加の一途を辿っている。東京都にも出すべきだが、小池は動かない。相変わらず自粛を促すだけで新たな対策はゼロだ。やる気が失せてしまったかのように見える。菅首相は「必要であれば躊躇無く出す」とは言っているが、躊躇している。更に「まん防は強力だ」と言っているが、決して強力ではない。むしろ、弱過ぎる。感染拡大を防ぐには、早めの対策が必須だ。効果が少ないまん防を出し渋っているのだから、開いた口が塞がらない。もう一つ、開いた口が塞がらないことがある。聖火リレーの強行だ。多くの人が集まって、大きな声で声援している。走者の周りは常に密状態が続いている。特に走者が有名人の時は尚更だ。もし、本当に感染を防止したいのであれば、聖火リレーを中止するか、有名人を外すなどの対策をとるはずだ。でも、何もしない。あたかも、政府が密状態を作り上げ、感染拡大に励んでいるかのように映る。