満身創痍でヤケクソ

緊急事態宣言が全面解除された。案の定街の人出が大幅に増加した。久し振りにテニスクラブへ行ったが、今までに経験をしたことが無いほど道路に車が溢れていた。ネットの道路状況を見ても、下り車線は真っ赤っか。春だし天気だし、一応自粛生活から解き離れたたのだから、外に出たい気持ちは良く分かる。でも、今はコロナ変異株が増殖を始め、第4次感染の始まりにある。常識的に考えて、感染増加時に宣言を解除すべきではない。しかし、五輪の聖火リレーも始まった。蜜を避けろとは言うけれど、蜜は避けられていない。花見でも酒席は御法度と言うけれど、ワンサカ人が押し寄せている。宮城や山形では感染が拡大しているが、政府は蔓延防止法の実施にも消極的だ。そこで分かったことがある。菅政権は、コロナ感染を抑える意思は全く無く、むしろ感染拡大を奨励しているのだろうと。最早菅政権は死に体だ。聖火リレーを始めたものの五輪中止は目に見えている。中止となれば菅の首が飛ぶ。携帯料金ではズブズブの関係がバレてしまった。長男がらみの醜聞もある。満身創痍だ。であればヤケクソだ。腹いせにコロナ感染を拡大し、世の中を撹乱させてやろうという魂胆に陥ったと憶測するのが妥当というものだ。