日本が生まれ変われるチャンス

最近政治家の老害化がやけに目につく。現役でいえば二階幹事長や麻生財務相で、OBならば今話題の森会長だ。先日、45歳以下で構成する自民党青年局のトップ・牧島かれん衆議院議員が81歳の二階幹事長に「73歳定年制」の厳守の申し入れた。2000年に設けられ、議員たちの若返りを目指し、衆議院選挙の比例区では73歳以上の立候補を認めないとする自民党内のルールだ。2003年に小泉元首相が当時85歳だった中曽根元首相に勧告し引退させたことは有名だ。でも、その後このルールは有名無実化している。このルールを一歩進め、全国会議員に適用すべき時期が来ていると思う。更に、議員引退後も公の職務には就いてはならないルールも加味すべきだと思う。世の中は動き始めた。老害政治家に忖度する国民やマスコミはいなくなった。コロナ禍がもたらした贈り物かもしれない。この際、一気呵成に政治の垢を洗い流す時だと思う。今こそ日本が生まれ変われるチャンスと言える。