ウイズコロナの時代

毎年恒例になっている我が家の子と孫たちの全員集合が途絶え、カミサンと二人だけの元旦を迎えた。何も我が家だけに限らず、全国のどこの家庭も同じ状況なのだろう。外出時は必ずマスクを着用し、事ある毎に手を消毒するようになり、生活様式が一変した。まさにウイズコロナの時代だ。コミュニケーションも変わった。子や孫たちとはLINEやZOOMで、コミュニケーションするようになった。まるで数十年前のSFの世界だ。早速書道家のカミサンがZOOMを使って孫の書き初めの指導を始めた。映像での指導では難しいのではと思っていたが、そんなことはない。慣れてくると、直に教えているのと何ら変わらない。10分程度で孫は上手に書き初めを書くようになった。でも、人と人のコミュニケーションはface to faceが最良だ。画像や言葉だけでは伝わらない微妙な感情を感じ取ることが出来る。無言も一種の意思表現としての言葉であるし、一瞬の仕草も口ほどにものを言う。心と心の駆け引きも面白い。ウイズコロナがウイズアウトコロナになる日が待ち遠しい。