嫌いな理由

国民からも与野党からも袋叩きに遭っている菅首相にも、肩を持つ輩はいるようだ。マスクとアクリル板と4人以下を国民に要請する菅政権だが、張本人の菅が、みのもんたら8人でマスクも着けず、アクリル板も置かずに会食したことが、批判に曝されている。率先垂範すべき首相が、自ら作ったルールを破っているのだから、何をか言わんやだ。恐らく、日本の99%の人が批判的だと思う。ところが、フジテレビ「とくダネ!」の小倉智昭キャスターは「総理の8人会食はあって良いものと思う。何故なら、総理の職は人の話を聞くこと。だから、多いほど良い」と言っている。一方ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」に出演した和田アキ子は、ガースー挨拶の批判に対し「かわいそうになってきちゃった」ともらしたという。だが、両者とも問題をはき違えている。小倉の場合、感染予防と首相の努力の問題をすり替えている。と言うよりは、問題のオーダリングが出来ないのだろう。だから来春で「とくダネ!」は打ち切りになるのだ。アッコの場合、オーダリング以前の発言が問題だ。要は「いじめられっ子は可哀想」という心情だろう。でも首相がいじめられっ子であるはずがない。発言は評価に耐えない。因みに、自分には大嫌いな芸能人3人がいる。そのうち二人は、小倉と和田だ。奇妙な一致と言えるかもしれないが、当然の結果と言えいるかもしれない。嫌いな理由が再認識された。