3,300回目の更新

エジプトのムバラク元大統領が亡くなったとのニュース。約30年間の大統領在任中、安定した政権運営を続け現代のファラオとも称された。しかし、政権の腐敗や貧富の格差拡大で国民の不満を抑えきれず「アラブの春」で失脚した。その後、デモ隊殺害に関与した罪で終身刑が言い渡されたが、2017年に最高裁で無罪が確定し釈放されたようだ。自分はムバラクを尊敬していないし軽蔑もしていない。でも、ほんの少しだけ関わりがある。このブログは2011年2月13日から書き始めた。その内容が「2011年2月12日テレビ放送のトップニュースはエジプトのムバラク大統領辞任であった。ついにイスラム社会の民主化が本格的に始まろうとしている。この歴史的転換点と同時期にブログを始めることになった。これから更に加速化する時代の流れの中で何を感じ、何を書くことになるのか、胸がワクワクしている」だ。いわばムバラクは、このブログの記念碑なのだ。あの日以来、毎日書き続け更新してきた。今日が3,300回目の更新になる。「これから更に加速化する時代の流れの中で何を感じ、何を書くことになるのか、胸がワクワクしている」心境は今も変わらない。