虚仮にされる横浜市民

林横浜市長が暴走している。公約破りのカジノ誘致に続き、今度は市庁舎の叩き売りだ。3年前に「カジノは白紙」と公約し3選を果たしたが、昨年夏に一転してカジノ誘致を正式表明して市民の反発を買った。今度はハマのシンボルである市庁舎を、たったの8千万円弱で叩き売るという。8千万円といえば、高層マンションの1部屋の価格に過ぎない。それだけで如何に格安かが分る。しかも、市が鑑定業者を指定した随意契約だ。それも公募に参加したのは3社のみ。内々に調整した気配が濃厚だ。更に、買った事業者は星野リゾート。林市長と星野リゾートの社長夫人とは、ともにゴーン社長時代の日産の執行役員の仲。益々怪しく見えてきた。一方で菅官房長官が昨年末、突如「全国に高級ホテルを50棟新設する」と言い出した。儲かる話なら国の援助など無くても民間が投資するはずだと反対の声が挙がっている。元々林横浜市長は菅の傀儡だと言われている。結局、林横浜市長が暴走しているのではなく、菅の意のままに動かされているだけだと考えると妙に腑に落ちる。間違いなく横浜市民は虚仮にされている。